なぜリドベルは小学生向けにプログラミング教室を始めたのか?

〜ITの力をすべての子どもたちに〜
私たち株式会社リドベルは、これまで企業向けに業務効率化やIT導入支援を行ってきた会社です。
そんな私たちが、いま「小学生向けのプログラミング教室」に本格的に取り組んでいます。
それは単なる事業の幅を広げるためではありません。
未来を担う子どもたちに、「自由な選択肢」を
今の日本の教育環境を見ていると、どうしても気になることがあります。
たとえば、家庭の所得格差がそのまま教育格差につながってしまう現実。
教育が憲法で保障されているにもかかわらず、全ての子どもが等しく「未来を選べる力」を手にしているとは言い難い状況です。
私たちは、プログラミングという“自由な選択肢”を子どもたちに知ってほしいと考えています。
それが将来、誰かの「やりたいことをカタチにできる力」になるかもしれないからです。
教室で伝えたいのは「正解」ではなく「可能性」
ScratchとRaspberry Piを使った今回の教室では、「センサーに手をかざすとLEDが光る」などのシンプルな体験を通して、子どもたちに「自分で作れる楽しさ」を感じてもらいました。
驚いたのは、子どもたちの発想力の豊かさ。
大人が思いつかないような組み合わせや質問がどんどん飛び出します。
こうした学びの中にこそ、「創造する力」が育っていくと感じました。
微力でも、無力ではない
私たちができることは決して大きなことではないかもしれません。
でも、地域の一企業として、「誰かがやらなければ届かない子どもたち」にリーチすることはできると信じています。
教育の無償化よりも先に、子どもたちに「学びへのアクセス機会」を届けること。
それは学校や行政だけでなく、企業や地域の力でも補えることだと思っています。
ITは誰かの未来を変えるツールになる
リドベルがプログラミング教室を始めた理由はただ一つ。
それは、未来の選択肢を一つでも多く、すべての子どもたちに届けたいからです。
もしこの記事を読んで、同じような想いを抱いている方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に考えていきましょう。
「教育」は、みんなで守り育てていくものだから。
