第0回:Excelを経営に活かしてますか?ただの表計算だけじゃもったいない!データ分析機能をもっと活用しよう!

みなさんの会社では、Excelをどのように使っていますか?
「見積書や請求書を作るだけ」「売上を一覧にまとめるだけ」という使い方をしている方も多いかもしれません。

しかし、実はExcelには“経営判断のヒント”を見つけるためのデータ分析機能が数多く搭載されています。
たとえば、売上データをグラフ化して傾向を掴んだり、広告費と売上の関係を数値で可視化したり、「感覚ではなく数字で判断できる経営」を実現することができるのです。

なぜ中小企業こそExcel分析が有効なのか?

最近では「BIツール」や「AI分析ツール」など、高度なデータ分析サービスが多く登場しています。
しかし導入コストや運用体制を考えると、中小企業にとってはハードルが高いのが現実です。

一方、Excelはすでに社内で使い慣れており、追加コストも不要。
関数・グラフ・ピボットテーブル・ソルバー・分析ツールなどを活用すれば、すぐに“経営に役立つ分析”が始められます。

このシリーズで学べること

本シリーズでは、経営者の方がすぐに実践できる「Excelデータ分析活用法」をわかりやすく紹介していきます。

  • 第1回:相関図で売上げを可視化しよう
  • 第2回:ピポットテーブルでターゲット動向毎に営業戦略を考える
  • 第3回:相関分析を使って売り上げが伸びない原因を探る
  • 第4回:回帰分析を使って広告費用毎の来客数を予測する
  • 第5回:重回帰分析を使って気温・降雨量・風速から来客数を予測する
  • 第6回:ソルバー機能で材料ロスを減らしながら売上げを最大化する

難しい数式や統計知識がなくても大丈夫!
Excelの標準機能だけで、すぐに試せる実践例を中心に解説します。

データを「見る」から「活かす」へ

日々の売上データや顧客データを眺めるだけではもったいない。
そこに「分析の視点」を加えることで、経営判断の精度が大きく変わります。

たとえば、「広告を出した週は来店数がどう変化したのか?」
「雨の日の売上はどのくらい下がるのか?」
こうした疑問に、Excelが“答え”を出してくれるようになります。

次回予告:相関図で売上げを可視化しよう

次回は、Excelのグラフ機能を使って「売上と広告費」「気温と来客数」などの関係を可視化する方法をご紹介します。
数値を“見える化”するだけで、ビジネスの課題や伸びしろが一気に明確になります!


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