【第5回】AI時代のデータ経営 ― Exmentで“知識”を資産に変える
これまでのシリーズでは、AIを使った文章・画像制作、アプリ開発までを紹介してきました。
最終回のテーマは、「AIを活かすための土台=データ経営」です。
AIをどれだけ活用しても、“元となるデータが整理されていなければ正しい結果は得られません”。
つまり、AIの真価を引き出すには「データを見える化し、知識として蓄積する仕組み」が必要です。
そこで登場するのが、当社が提供するWEBデータベースシステム「Exment」です。
🔹AI時代に求められる「データ経営」とは?
AIが注目される今こそ、多くの企業が直面するのが次の課題です。
- 📂 顧客データや案件情報がExcelや紙でバラバラ
- ⏰ 同じ情報を何度も入力して非効率
- 📉 社内にデータがあっても「使える形」になっていない
これでは、どんなにAIを導入しても「正しい判断」や「自動化」は実現できません。
AIを活かすには、まずデータの統一・整理・共有が必要なのです。
この“データを整える仕組み”をノーコードで構築できるのが「Exment」です。
💡Exmentとは?
Exment(エクスメント)は、プログラミング不要で使えるWEBデータベース構築ツールです。
Excel感覚の操作で、自社に合わせた管理システムを簡単に作ることができます。
| 主な機能 | 概要 |
|---|---|
| データベース作成 | 顧客・案件・在庫・請求など、あらゆるデータを一元管理 |
| 権限・アクセス管理 | 部署・担当者ごとに閲覧・編集制限を設定可能 |
| 自動レポート出力 | 登録データからAIがレポートを生成、Excel・PDF出力対応 |
| 通知・リマインド機能 | 更新・期限・承認状況を自動通知 |
| API連携 | ChatGPTやRPA(Power Automateなど)と連携可能 |
これにより、社内のあらゆる情報が“AIで活かせるデータ資産”へと変わります。
🧠AI×Exmentの実践活用例
① ChatGPTと連携して自動レポート生成
Exmentに登録された売上・顧客データをもとに、
ChatGPTに次のような指示を送信:
「今月の売上傾向と課題を200文字以内で要約してください。」
→ ChatGPTが自動で月次報告文を作成。経営会議や報告書作成の時間を大幅に削減できます。
② Power Automate Desktopと連携した登録自動化
見積依頼メールを受信 → 自動でExmentへ登録 → ChatGPTが要約・分類。
- ✅ メールの手入力が不要
- ✅ 見積管理がリアルタイムで共有
- ✅ AIが案件状況をレポート
③ ReadOneアプリと連携してデータを配信
Exmentに登録したお知らせ情報をReadOneのアプリに自動反映し、
最新情報を顧客にプッシュ通知で届けることも可能です。
📊導入効果 ― 実際の事例から見る成果
当社が支援した企業様では、次のような効果が見られました。
| 業種 | 導入前の課題 | Exment導入後の成果 |
|---|---|---|
| 電設会社 | 安全教育受講管理をExcelで実施し、更新が煩雑 | 受講履歴を自動管理。担当者の月間作業時間を60%削減 |
| 内装工事会社 | 案件情報が複数ファイルに分散、共有ミスが多発 | 案件進捗をクラウド一元化。見積作成・承認がスムーズに |
| 福祉施設 | 職員勤務・請求情報を紙とExcelで管理 | Exment+AIで自動集計。月次報告・請求処理が半日で完了 |
AI活用の効果は、こうした「データを整理する仕組み」があってこそ最大化されます。
💰導入コストとサポート体制
Exmentの導入は、他社システムに比べてコストを抑えながら柔軟な運用が可能です。
- 💻 ライセンス料:35万円
- 🧩 初期導入費:15万円
- 📂 テンプレート作成費:10万円〜
- ☁️ 月額利用料:19,800円(税込)
導入支援から運用フォローまで、リドベルが直接サポート。
「知り合い経由の安心サポート体制」としてご好評をいただいています。
🚀AIを活かす鍵は「人×データ×仕組み」
AIは魔法ではありません。 データが整い、仕組みがあり、そこに人の判断が加わることで初めて成果につながります。
Exmentを導入することで、これまで埋もれていた社内データが
“知識”として蓄積され、AIが活用できる資産に変わります。
これが、これからの時代に必要な「AI時代のデータ経営」です。
🔗 シリーズまとめ:「AIを使いこなす組織へ」
5回にわたるAI活用シリーズでは、次の流れでAIを実践的に紹介してきました。
- 第1回:AI活用の第一歩とプロンプトの基本
- 第2回:ChatGPTとGeminiの使い分け
- 第3回:画像生成AIで魅せるブランディング
- 第4回:AI×ノーコードでアプリを作る(ReadOne)
- 第5回:Exmentによるデータ経営とAI連携
AIをビジネスに取り入れることは、もはや特別なことではありません。 小さく始め、学びながら成長することが何よりも重要です。
これからの時代、「AIを使う企業」ではなく、
“AIを使いこなす組織文化”をつくることが、真の競争力となります。
この記事は、株式会社リドベルが提供する
ノーコードアプリ開発サービス「ReadOne」および
WEBデータベースシステム「Exment」を活用した
AI導入支援の一環としてお届けしています。


