【第3回】画像生成AI「Midjourney」「Canva AI」で魅せるブランディング戦略

「AIって文章だけじゃないの?」と思っていませんか?
実は今、画像をAIが自動生成する時代がやってきています。

この回では、話題の画像生成AIツール「Midjourney」「Canva AI」を使って、
自社のブランドイメージを魅力的に演出する方法を紹介します。


🔹画像生成AIとは?

画像生成AIとは、テキスト(言葉)から画像を自動的に作るAIのことです。
例えば「カフェのロゴ」「春のキャンペーンポスター」「新商品パッケージ」など、
ほんの数行の指示(プロンプト)を入力するだけで、プロ並みのビジュアルが完成します。

💡たとえばこんな指示で画像が生成されます: 「木目のカウンターにラテアートを置いたおしゃれなカフェ店内。夕方の柔らかい光」

このように、AIが言葉のイメージを読み取り、デザインを自動で描いてくれます。


🧠代表的なツール2つを比較してみよう

ツール名特徴・強みおすすめ用途
Midjourneyアート性・リアルさが高く、世界中のデザイナーが利用。
キーワード指定で高度な表現が可能。
ロゴデザイン/ブランドイメージ画像/広告ビジュアル
Canva AI(Magic Media)ブラウザ上で簡単操作。
既存のテンプレートと組み合わせてすぐ使える。
SNS投稿/チラシ・ポスター/プレゼン資料

Midjourney=アート的表現、Canva AI=ビジネス即戦力と覚えると良いでしょう。


🎨 実践:AIに“ブランドの世界観”を描かせよう

AIに「あなたのブランドの雰囲気」を正しく伝えることがポイントです。
プロンプトには、色・雰囲気・ターゲット・目的を入れましょう。

【例1】カフェのブランドイメージを生成

プロンプト:
「ナチュラルウッド調のカフェ。20代女性がくつろげる落ち着いた空間。
自然光が差し込み、ラテアートを楽しむ様子を写実的に表現」

【例2】企業ロゴのコンセプト案を生成

プロンプト:
「青を基調にしたシンプルで信頼感のあるロゴ。IT企業の未来を感じさせるデザイン」

AIが提案するデザインをもとに、自社のクリエイティブ担当が調整することで、
制作コストを大幅に削減しながら、イメージの幅を広げることができます。


💡プロンプトで差が出る!良い例・悪い例

悪いプロンプト良いプロンプト
「おしゃれなカフェの写真」「木の温もりを感じる北欧風カフェ。自然光と観葉植物があり、ラテアートを撮影した写真風」
「会社のロゴ」「青と白を基調にした、信頼と清潔感を感じるIT企業のロゴ。シンプルでモダンなデザイン」

指示が具体的であるほど、AIは“あなたのブランドらしい”画像を生成できます。


📱Canva AIで作った画像をそのまま販促に

Canva AIは、誰でも使える無料デザインツールとして人気です。
AIで作成した画像は、テンプレートに組み込んで「チラシ」「SNS投稿」「バナー」などをそのまま作れます。

  • ✅ デザイン経験がなくてもOK
  • ✅ 画像+テキストを組み合わせて即完成
  • ✅ スマホでも編集・投稿可能

作成した画像は、当社のノーコードアプリ ReadOne に取り込むことで、
クーポン配信・イベント告知・お知らせ投稿などにすぐ活用できます。


🧩 AI画像をブランド戦略に組み込むコツ

  1. ① ブランドのトーン&マナーを決める
    (例:やさしい/高級感/親しみやすい など)
  2. ② AIで複数パターンを生成
    → Midjourneyでデザイン方向を探索
  3. ③ Canvaで最終仕上げ
    → SNS・広告・アプリ用に統一デザイン化

この3ステップで、低コストかつ短時間でブランド表現が整います。


🚀 活用事例:AI画像+ReadOneで“魅せる販促アプリ”へ

当社の「ReadOne」は、AIで作った画像や文章を組み合わせて、
お店や企業のスマホアプリをノーコードで作成できるプラットフォームです。

  • ✅ AI画像を使ったおしゃれなホーム画面
  • ✅ クーポン・スタンプカード・予約機能を搭載
  • ✅ AI生成のキャッチコピーをプッシュ通知で配信

店舗の世界観をアプリ全体で表現できるため、
「ブランドデザイン×販促施策」を一体化した戦略が可能になります。


🔗 次回予告:「AI×ノーコードでアプリを作る ― ReadOne+AI活用術」

次回は、AIで作った文章や画像を実際にアプリ化する方法をご紹介します。
ChatGPT+Midjourney+ReadOneを組み合わせた「AI販促アプリ制作」の全工程を解説します。

👉 続きはこちら:「第4回:AI×ノーコードでアプリを作る ― ReadOne+AI活用術


この記事は、株式会社リドベルが提供する
ノーコードアプリ開発サービス「ReadOne」、
業務データベースシステム「Exment」を活用した
AI導入支援の一環としてお届けしています。

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